登山とひざ痛(サポートタイツ編)
前回はトレッキングポールを導入した体験記を書いたが、
結局ひざ痛は起きてしまった。
登山とひざ痛(トレッキングポールを使ってみよう編) - 未知なるものを狩りに
今回はラストとなるサポートタイツ編。
これでもまだひざ痛に悩まされるならもう諦める!
というぐらいの気持ちでサポートタイツを買いに行ったことを思い出した。
だって本当に痛いんだもん。
サポートタイツと履くといいことあるの?
疲労軽減効果
履くとわかるが適度な締めつけがある。
この締め付けが筋肉の収縮をサポートして血流循環がおこり疲労の蓄積を防ぐとのこと。
ダボダボだとこの効果の恩恵を受けることができないためピッチピチで履くことが
キーとなる。
関節の保護機能
テーピング機能でひざの動きをサポートする機能。
ひざのお皿の周りを包むようにサポートされる。
保温性能
ぴったし皮膚を包むことによって履くと温かい。
冬はタイツを履いて長ズボンを履けば頂上でも寒くない。
ただし夏はタイツの上にハーフパンツでも暑い。
たまにタイツだけで登っている人を見かけるが、
なにかの罰ゲームなのだろうか。。。
メーカーの違いは?
サポートタイツはワコールのCW-Xがヒットして市場に火をつけた。
その後多くの会社からサポートタイツが発売された。
有名なのはSKINSやC3fitかな?
メーカーによって色々特徴が異なるようだ。
メーカーごとの特徴は下記HPに紹介されていた。
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CW-X STABILYX
今回私が購入したのはCW-X STABILYX。
(シーダブリューエックス)CW-X ワコール| エキスパートモデル(ロング) メンズ HXO509 BL M
- 出版社/メーカー: CW-X(シーダブリューエックス)
- 発売日: 2011/03/22
- メディア: ウェア&シューズ
- 購入: 1人 クリック: 3回
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店員さんに話を聞くと、もともとテーピング機能をタイツに導入したのは
ワコールが初とのこと。
更にワコールはこのテーピング機能で特許をもっているのだそうだ。
他社はこの特許のため同じような仕組みを使えないとのこと。
ワコールのタイツの特徴として着地の際のヒザへの衝撃や、
体の軸をぶれにくくする機能とのことで、私が求めている機能そのもの。
店員さんからはCW-Xの中でもトレッキング向きでヒザ周りのテーピング機能が
あるCW-X STABILYXをお勧めされる。
さっそくお店で試着。
タイツって試着できないかと思ったが全然そんなことなく
どんどん試着させてくれた。
というかタイツは試着しないと絶対に自分とピッタリのサイズが見つからないね。
着丈的にはLサイズ調度良いと思ったが、店員さんによると
自分が思うサイズより一回り小さいサイズにすることがポイントとのこと。
小さいサイズにして締めつけ感を出したほうが疲労軽減、
膝関節のサポート機能が上がるだそうだ。
というわけでMサイズのCW-X STABILYXを購入したのだった。
店頭で買ったので高かったです(泣)
登山ってお金のかからない趣味だと思っていたが膝痛持ちはお金かかります。
でもせっかく大金はたいたので活用しなくては損です。
さっそく膝に効果があるか実験です。
タイツを履いて大倉尾根へ
いつものここです。家から近いというのが理由なだけです。
いつも通りガンガン登ります。
上りの時からタイツのサポートを感じる。
足が楽に上がるため前への推進力がアップした感じをうける。
またヒザ周りも横ずれしない気がする。
これはヒザサポーターをつけた時と同じ感触。
あっという間に山頂です。
今回は疲労感もなくかなりいい感じ。
ご飯も美味しくいただきますごちそうさまです。
さて問題は下りである。
レッツゴーして30分・1時間と歩いても痛くない。
痛くないので調子に乗ってスピードアップして歩き続けたが痛くならない。
そのまま2時間歩き続けて下山したが、最後まで痛くなることはなかった。
どうやらついにひざ痛を克服出来たのです。
この時は本当にうれしかった。
ひざ痛がないだけで登山が数倍楽しく感じた。
これからどこの山に行こうか考えるだけで幸せな気分になります。
ただし今回ひざ痛が起こらなかったのは裏話があって、
今まで購入したインソール、トレッキングポールも併せて使用していたからだと思うんだよね。
サポートタイツ単品で膝痛が起こらなかったかというとなんとも微妙なところ。
どちらかというとトレッキングポールの方がヒザには効いている感じもするしね。。。
でも結果的に膝痛がなくなったからOKということでサポートタイツ編を終わりとします。
次回は最後のまとめ編だ